2024年度の予定

4月17日(水)17:10〜18:55
第17回研究会 「科学と社会の未来のこれまでとこれから」
講師 宮地尚子(一橋大学大学院社会学研究科教授)

 これまでの研究会において、これまでやってきたこと、こだわってきたこと、学んできたこと、これからしたいことを振り返り、受講生と一緒に今後の方向性を考えていきます。

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5月29日(水)17:10〜18:55
第18回研究会 「家事からみた科学と社会の未来」
講師 和田幸子さん(株式会社タスカジ代表取締役)

 人間の命を支え、日々の生活を支える「家事」。その内容は大切かつ複雑であるにも関わらず、軽視されがちです。家事代行マッチングプラットフォームを行なっているタスカジの代表取締役、和田幸子さんをお招きして、家事や家事代行サービスから見えてくる私たちの未来について、考えていきたいと思います。

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6月26日(水)17:10〜18:55
第19回研究会 「瞑想や禅をめぐる科学と社会の未来」
講師 宍戸幹央さん(一般社団法人ZEN2.0 共同代表理事、鎌倉マインドフルネス・ラボ株式会社代表取締役)

 コストパフォーマンスやタイムパフォーマンス、効率化などが求められ、加速し続ける現代。一方で、その流れに疲れや疑問を感じ、瞑想やリトリート、マインドフルネスなどにも関心が集まっています。鎌倉で毎年、「ZEN2.0」という催しを主催されている宍戸幹央さんに、瞑想や禅、マインドフルネスや心の静けさをめぐる科学と社会の未来についてお話しいただき、みんなで議論していきます。

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11月6日(水)14:30~17:30
第20回研究会 「五感のみらいず ~社会と技術/指と言葉~」
講師  浅川雄一郎さん(元 村田製作所経営戦略部、現米IT企業ハードウェアエンジニア)、松田朋春さん(Spiralなどのプランナー、詩人、多摩美術大学非常勤講師)

五感に関連する現在や未来の技術は社会とどう相互作用していくのでしょうか。浅川雄一郎さんの企画のもと、横浜の村田製作所みなとみらいMiX(MurataInteractive Communication Place)にて研究会を行います
まず参加者自身が技術デモ機(MREやハプティクス)などの体験をしてみます。
次に、そこで感じ取ったことを使って、詩人の松田朋春さんによる「白い紙ワークショップー感じること/語ること」をおこないます。それらをもとに、「感じ分け、言い分ける」ことの大切さや、未来のものづくりにおける「品質」について、みんなで意見を交わし、考えていきます。
参考:
想定デモ MRE https://m.youtube.com/watch?v=PaZ9IdgU5KM
ハプティクス https://video.murata.com/ja-jp/detail/video/6277035142001

10月23日(水)15:15~17:00
第21回研究会「感情の動員と復員―日本軍兵士のトラウマをめぐる経験と規範」
講師  中村江里さん(上智大学文学部史学科准教授)

 学際共創研究会との共催で、講師として中村江里さん(上智大学文学部准教授・歴史学 本学社会学研究科出身『戦争とトラウマ』著者)をお招きします。中村先生は、一橋大学 社会学研究科(本学)のご出身で、アジア・太平洋戦争期の日本を事例に、トラウマや医療・社会の歴史について研究をしています。
 主著は、『戦争とトラウマー不可視化された日本兵の戦争神経症』(吉川弘文館、2017)です。またサビーネ・フリューシュトゥック先生のご著書『「戦争ごっこ』の近現代史』を共訳されています。