科学と社会の未来研究センターの活動

科学と社会の未来研究センターは、 2021年度より一橋大学社会学研究科内に設立されました。本センターの目的は、人文社会科学と自然科学がどのように連携しあえるか、また、それによってどのような未来を創造していけるか、そのための「総合知」のあり方を考えることです。

具体的には、人文社会科学と自然科学を行き来するような研究を行なっている人や、両方にまたがって思考や実践を行う人(例えば、科学ジャーナリスト、医療福祉関係者、アーティストなど)たちとの対話を紡いでいきます。それによって、次世代の科学技術がどのように社会を形作り、また社会がどのように科学技術を形作るのかを考え、ディストピアでもなくユートピアでもない未来のあり方を領域横断的に模索し、想像・創造していきます。

センターでは、後続世代の子どもやマイノリティの視点を重視し、弱さや遊びといった要素を積極的に取り入れていきたいと考えています。